地方では債務整理に抵抗がある、かも?

私の両親は多重債務者ですが、ここ何年も借金の返済に
ひどく苦しみながら、解決しようとは動いていませんでした。

私が見兼ねて、法的にでも解決に向けて動こうと決めても、
最初はまったく協力してこなくて、むしろ「いらんことを
してくれるな」と強く抵抗していました。

解決できなくても、自転車操業でも、こうやって無事に
暮らせていられればいいって言うんです。

私から見ればどこが無事なんだという生活です。
ざっと確認しただけで、借金が生活費を食い潰す額の返済ですよ?
ろくに返済もできないまま、生活費にまわすお金の余裕なんて
なくて、食べるものも買えない状態ですよ?
収支のバランスなんて完全に破綻しています。よくもここまで
もったなと思わされました。

実家を出て離れて暮らす私に、まさかそんな状態だという事を
言えなくて、必死で隠してきていました。

それでも、債務整理に抵抗する理由・・・

ひとつは、何年か前に弁護士に相談したけど、結局は精神的
苦痛をかなり受けた上に弁護士報酬の支払いにひどく苦しむ
ことになった、という理由でした。
地方の無料相談所で紹介された、この手の専門ではない弁護士
だったのでしょうね。

もうひとつは、債務整理をすると会社にも知られて会社を辞め
なくてはならなくなる、給料もなくなるし退職金もなくなる、
社会からひどい差別を受けることになる、ということに対する
不安感でした。

実家は地方の田舎町なので、債務整理のの情報はほとんど流れて
いません。両親はインターネットを活用できるような手段も
持ち合わせていないので、実際耳で聞く情報が全てなんですね。

根も葉もない、町の人たちが口にする根拠のない情報をただ
信じていたんです。法的に知識を持った人じゃなくて、その辺に
いる、おもしろがって話をする人たちの情報が正しいものと
思い込んでいたのです。信じられないけれど、私も田舎に住んで
いたのでその空気感はわかりますが・・・。